2025年5月28日水曜日

いまさら TYPE-C

Type-C端子に対応した充電規格 USB PDってなに?

USB PD(USB Power Delivery)とは、最大240Wまでの出力に対応する、USB Type-C端子に対応した電源供給の規格のことです。従来のUSB 3.0では4.5Wまでの電源供給が可能でした。しかし、USB外付け式のハードディスクや液晶ディスプレイなど多様なデジタル機器を動かそうとすると、従来の5Vのみの給電では必要な電力が得られませんでした。
これらの高出力の電源供給が必要な機器のために、USB Implemeters Forum(USB-IF)というUSBの規格作成団体により策定された規格が「USB PD」です。使用する電力に合わせて、5V、9V、15V、20V、48Vの基本の5電圧が設定され、最大100Wまでの電源供給が可能になりました。また、2021年5月には48Vに対応した新規格「USB PD EPR(USB Power Delivery Extended Power Range)」が登場しました。USB PD EPRに対応している場合は最大で240Wまでの出力に対応します。
※導入する際は、すべてのUSB機器がUSB PD規格に対応する必要があります。60Wを超える電力で出力する場合は、20V/5A給電に対応したUSB Type-Cケーブルが必要です。


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