2025年6月18日水曜日

Outlook(new)メール設定

証明書プリンシパルの問題ですね。


このお話をする前にOutlookについて少し説明させてください。

昨年あたりからOutlookは、Officeをインストールすると同時にインストールされるOutlookとWindowsに付属でついてくるメールソフトOutlook(new)があります。

こちらはWindowsMailが名前を変えたものです。

元々がマイクロシフトアカウントのメールを受け取るためのメールソフトとして実装されていたものですが、最近になって標準メールソフトにしようとしているみたいです。

両者は、同じOutlookという名前ですが、全く異なるものです。

今年のバージョンアップで、OfficeのOutlookは、Outlook(Clasic)となりました。

添付画像見てください2つのOutlookがインストールされています

ということで、Outlook(Clasic)を使ってください。


>添付のエラーが出ますが、これを出ないようにするためには

>どうしたらよろしいでしょうか?


対策はいくつかあります


①imapではなく従来のようにpop3で設定する。

 Windows Live Mailのころはこちらの設定でした。


②imapを使う場合、受信サーバ名、送信サーバ名をpamcosドメインではなくサクラのレンタルサーバドメインに変える

 コンパネに記載されえている「初期ドメイン」というものです。

 さくらの公式HPにも書いてあります

 https://faq.sakura.ad.jp/s/article/000001761

 https://help.sakura.ad.jp/mail/2869/

 この方法は他のレンタルサーバ会社でも推奨している方法です。

 お名前ドットコムとかエックスサーバーとかロリポップとかetc


③サーバ設定のポート変更

 ・受信サーバーを995から110に

 ・このサーバーでは暗号化された接続(SSL/TLS)が必要」のチェックを外します

 ・送信サーバーを465から587に

 使用する暗号化接続の種類を「なし」に変更


④証明書をインストールする

 煩雑すぎて説明できません

 定期的に証明書を更新インストールしなければいけない

 そものレンタルサーバに勝手にインストールできるかわかりません

 ということで④はおすすめしません

参考URL

レジストリ設定による警告抑制(上級者向け)
Outlookでは、Autodiscover機能に関連して証明書エラーが発生する場合、以下のレジストリ設定で警告の表示を抑制することも可能です。ただし、セキュリティ上のリスクが伴うため、必ずシステム管理者と相談の上実施してください。

警告非表示の設定
キー:
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Autodiscover
名前: ShowCertErrors
種類: REG_DWORD
値: 0

特定のURLへのアクセスを除外する設定
キー:
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Autodiscover
名前: ExcludeHttpsRootDomain および ExcludeHttpsAutodiscoverDomain
種類: REG_DWORD
値: 1

これらの設定により、不要な警告表示を回避し、ユーザーの操作性を向上させることができますが、同時に本来のセキュリティ警告が抑制されるリスクがあるため、注意が必要です。



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