最近IX2105を再び入手しました。
当然のごとく初期化されていました。
本来IX2105は、GUI(web)設定がデフォルトで設定されていますが、初期化した状態ではWeb-GUI機能が有効化されていないため、事前にCLI(コマンドラインインタフェース)でWeb-GUI機能の有効化を行う必要があります。
TeratermProなどでコンソール接続します。
まず初期化されているIX2105のDHCPを有効にする。
192.168.1.1 とか 192.168.1.254 だと設置時に他の機器とバッティングする可能性があるので
192.168.9.254 としました
Router #Configure <-- コンフィグモードに移行
Router(config)#
下のコマンドを打ち込みます。(またはコピペでOK)
----------------------------------------
timezone +09 00
logging buffered 131072
logging subsystem all warn
logging timestamp datetime
ip dhcp enable
ip access-list web_console permit ip src any dest 192.168.9.254/32
ip ufs-cache enable
http-server username admin
http-server ip access-list web_console
http-server ip enable
ip dhcp profile web_gigaethernet1.0
assignable-range 192.168.9.1 192.168.9.253
dns-server 192.168.9.254
device GigaEthernet0
device GigaEthernet1
interface GigaEthernet0.0
no ip address
shutdown
interface GigaEthernet1.0
ip address 192.168.9.254/24
ip dhcp binding web_gigaethernet1.0
no shutdown
interface Loopback0.0
no ip address
interface Null0.0
no ip address
-----------------------------------------
※下記はIX2105専用です。IX2215の場合、GigaEthernet1 --> GigaEthernet2
GE1ではなくGE2のLANポートになります。
Router(config)# exit
Router# write memory <-- 設定の保存
次にユーザを追加します。
(ユーザ追加してパスワード設定しないと永久にWeb設定ログインできない現象)
たぶんパスワードなしのユーザのみ追加ができなくなったからと思われます。
Router #Configure <-- コンフィグモードに移行
Router(config)# username admin password plain t****38 administrator
※最後のadministratorはなくてもOKでした
※ユーザ名は「admin」推奨
※t****38のところは自分が絶対悪れないパスワードを設定
Router(config)#
ここでは、write memory(保存)はしないでOK
Web設定にログインできるようになればWeb設定画面で設定の保存を催促されます!!
今回の作業の流れ
①最初のファーム Ver8.9.17 初期化状態
②コンソールから初期設定(DHCP、Web設定ON)
③Web設定可能になった
④まずVer 9.2.24 にファームウエアアップデート(いきなりV10.2だと失敗するかも)
⑤通常だとここまでうまくいくはず(段階的にファームアップ)
⑥最後に最新ファーム Ver 10.2.24にファームウエアアップデート
完了
関連
http://rs-rht.blogspot.com/2016/12/ix2105.html IX2105参考
http://rs-rht.blogspot.com/2020/05/ix2215.html IX2215参考
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