2022年3月31日木曜日

powercfgコマンド

対処5:powercfgコマンドで確認・トラブルシューティングする

powercfgコマンドを使用することで、スリープを直ぐに解除する原因を調べることができます。具体的な手順は、以下の通りです。

  1. 左下の [田] マークを右クリックします。
  2. [Windows PowerShell (管理者)(A)] をクリックします。
  3. 以下のコマンドを入力し、ETNER を押下します。
    powercfg -requests
  4. [SYSTEM] 項目に 「[DRIVER] Conexant SmartAudio HD ~~現在1つのオーディオ ストリームが使用中です」 と表記がある場合

    • [DISPLAY] … ディスプレイの電源を切る動作を阻害しているのは何かを確認する項目です。
    • [SYSTEM] … コンピューターをスリープ状態にする動作を阻害しているのは何かを確認する項目です。
    • [AWAYMODE] … 退席中モードの動作を阻害しているのは何かを確認する項目です。
    • [なし] … 問題ない場合に表示されます。

    今回はスリープができない原因として最も多くみられる [SYSTEM] 項目に [Conexant SmartAudio HD ~~現在1つのオーディオ ストリームが使用中です] が表記されている場合の対処法をご紹介いたします。

  5. 既に起動している PowerShell 上で引き続き以下のコマンドを入力し、ENTER を押下します。
    powercfg -requestsoverride driver "Conexant SmartAudio HD" SYSTEM

コマンドが実行できたらPCを再起動して、スリープ状態に切り替わるようになったかか確認します。

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