2023年4月4日火曜日

cpu-loadline calibration

CPUロードキャリブレーション(cpu-loadline calibration)

高性能CPUは、消費電力も大きく 急峻な高負荷時に電源電圧が変動する場合がある。
多くの場合、急峻な高負荷で電圧が下がってしまう。
その時PCの挙動は不安定になったり最悪ブルーバックになる。

その対策として、ASUSマザーでは、BIOSに「CPUロードキャリブレーション(cpu-loadline calibration)」という項目があります。
簡単に説明すると高負荷時に電圧を盛る(少し+する)機能です。当然ワット数は増える傾向になります。が、これのいいところは、負荷がかかったときだけ動作するので、軽負荷時は消費電力を低く抑えられる点です。

Load-line Calibration:CPU負荷が増加した際、Vcoreがわずかに低下するVdropという電圧のブレを抑制し、安定動作させる機能。
LEVELを上げるほど、Vcoreのマージンが増え、安定しやすくなるが、CPU、VRMの発熱量が増える。

ASUSのマザー(ROG STRIX Z790-F GAMING WIFI)では「cpu-loadline calibration」がデフォルトでLebel4に設定されています。
















13900KSを定格で使用するのはもったいないので多少はOCしたいです。

Biosを調整して6.1GHzまで動作させるようにしたところ、電圧を持っても、OCCTのデータ(小)でなかなか安定しません。
他のベンチ、CinebenchR23やCPU-ZのBench GreekBench PassMark、OCCT(大)は通りました。
OCCTのデータ(小)だけ通りません。すぐに(1分以内)に終了してしまいます。

そこで、「CPUロードキャリブレーション(cpu-loadline calibration)」を思い出し
「4」ーー>「6」に設定したところ、OCCTのデータ(小)も通るようになりました。


cpu-loadline calibration

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