2023年4月6日木曜日

Performance Core Specific Voltage

Performance Core Specific Voltage 設定
個別にCore電圧を調整できる機能 OC並びには省エネ設定に使えます。

            無負荷         負荷時

 

OCCTやCinebenchR23などで負荷をかけたときPcore 0~7(8個)の上昇温度に個体差がでます。
私の13900ksでは、他のコアより最高周波数を下げている(5700MHzにリミット)にもかかわらずCore5、Core7が、他のコアより温度が高いです。
Core3も高いですが、6000MHzまで許しているのでこのままとします。
そこで「Performance Core Specific Voltage」設定を使って個別に電圧を下げることにしました。
Performance Core5 Specific Voltageを「Adaptive Mode」、Offset Mode Signを「ー」(マイナス)、Performance Core5(7) Offsetに「0.1~0.05」、つまり他のコアより-0.1~-0.05V降圧するような設定を試しました。




始め -0.05Vに設定してテスト開始、OCCT(小)などすべてOK

-0.1vでは、CinebenchR23で不安定になりNG
-0.08vでは、CinebenchR23 OKですが、OCCT(小)でNG
-0.06vで、 CinebenchR23 OK、OCCT(小)OKとなりこの設定で決定

Core5,7の温度上昇を抑えたことにより、他のコアに温度余裕ができて結果ベンチスコアも上がる方向に行きました。

室温23℃の設定結果です。CPUのワット数は、320W弱くらいに収まっています。

真夏は、あと10℃上がるのを見越して100℃(サーマルスロットリング)ギリギリの設定です。
その時は。「ASUS MultiCore Enhancement」でLinit90℃を設定すれば多少パフォーマンス落ちますが、安心して運用できます。


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