2015年11月18日水曜日

Win7 32bitから Win10 64bitへ


Windows7 Home 32bitから Windows10 Home 64bitへアップグレード

windows

先ごろ、Windows10がリリースされた。
Windows95発売から20年目に発売された割には
あんまり騒ぎにならなかったような。
OSの新バージョンのリリースなんて、今はそんなものかもしれない。
自宅PCにWindows7がインストールされていたのだが、
32bit版でメモリが3Gしか使えず、スワップが多くストレスも大きかったため、
ずっと使っていなかった。
Windows10が1年間無償アップデートのキャンペーンを貼っていたため、
うまいこと64bit版にできないものかと思い、
思い切ってチャレンジしてみた。
手間は掛かった(し、一度失敗し、ファイルをすべて失った)が、
結果としてWindows10 64bit版へのアップグレードは成功した。
下記の順番で作業することで、OSの更新はできた。
Windows7 32bit home →(アップグレード)→ Windows10 32bit home →(クリーンインストール)→ Windows10 64bit home
手順をメモしておく。
1. ダウンロードサイトからWindows10の無償アップグレード用のISOファイルをダウンロードする。
このとき、Windowsでアクセスしない。
Windowsだとアップデートツールのページヘ転送され、いくら頑張ってもISOが取得できない。
Linuxでアクセスすれば、簡単にISOが取得できる。
どうしてもWindowsしか用意できないならば、ブラウザのUAを偽装する、という方法もあるらしい。
2. ISOをメディアにコピーする。
USBメモリにコピーする方法もあるようだが、自分は手っ取り早くDVD-Rに書き込んだ。
3. インストール済みのWindows7を起動し、Windows10 32bitのメディアを挿入、setup.exeを実行する。
アップグレードはWindows上からしかできない。
また、1回はWindows10のアクティベーションを通す必要があるため、必ずこの手順は踏む必要がある。
4. ウィザードに従ってインストールを進める。
アプリケーションと設定を残してアップグレードを行うことができるが、64bit版にすることを考えると、これらは互換がなくなるため、残す必要もあまり無いように思う。
5. Windows10 32bit版のインストールが完了したら、システムのプロパティからOSが正しく認証されているか確認する。
Windows7 → Windows10へのアップグレードであれば、
何もせずとも、アクティベーションはされている。
この状態であれば、Windows10のメディアを使い、クリーンインストールも可能。
6. PCを再起動し、Windows10 64bit版のメディアからブートする。
7. インストールウィザードでまず、プロダクトキーを求められるが、スキップボタンを押してスキップする。
8. Windowsを修復するかインストールするかを選択する画面では、インストールを選ぶ。
9. インストール先の選択では、Windows10 32bitがインストールされているパーティションを選択。
既存のwindowsフォルダがwindows.oldになる。
10. インストールするWindows10のエディションを選ぶ。
Windows10 home 32bitだったので、Windows10 homeを選択する。
更新前のエディションと同じものを選ぶこと。
ここで選択を間違えると水の泡。
11. 再び、プロダクトキーの入力を求められるが、「後で」を選択し、入力をスキップする。
12. ウィザードに従ってインストールを進める。
13. 完了後、システムのプロパティからOSが正しく認証されているか確認する。
Windows10 32bitから Windows10 64bitのクリーンインストールでも認証は通っている。
感想としては、苦労の割にあまり報われないと思った。
2度もインストールするため時間が恐ろしく掛かるし、
デバイスドライバが揃っておらず、セットアップが中途半端になるおそれもある。
(実際、SoundBlaster X-Fi Xtreamgamerはドライバが無く、音が出せなくなってしまった)
また、Windows8ライクなせいか、
デスクトップがあろうが、スタートメニューがあろうが、ちょっと使いづらい。
とまあ、こんな感じでした。
うちのWindows7は260日ほど起動せずに寝てたんで、
Windows10も同じくらい寝てるんではないだろうか。

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