2016年7月18日月曜日

MVNOテザリング

IIJmioのテザリング

端末テザリング料金
docomoAndroid×無料0円
iPhone※1
iOS9対応
SIMフリーAndroid
iPhone※2
iOS9対応
※1 iPhone 6, 6 Plus, 5s, 5cで動作確認済
※2 iPhone 6, 6 Plus, 5s, 5c, 5, 4sで動作確認済
IIJmio格安SIM×ドコモAndroid端末(いわゆる白ロム)ではテザリングができません。
ドコモAndroid端末以外のドコモiPhone端末、SIMフリーAndroid端末、SIMフリーiPhone端末とIIJmioの組み合わせではテザリングができます。ただしiPhone(iOS)のアップデートには注意が必要です。公式ページ等で動作確認が済んでいることをチェックしてからアップデートするようにしましょう。
IIJmioではテザリングを無料で利用できます。

テザリングとは…

スマートフォンをアクセスポイント(親機)として、ノートPC、タブレットやゲーム機などをインターネットに接続する機能です。
ノートPC、タブレットやゲーム機をIIJmioの格安SIMの入ったスマートフォンとつないでネット接続を楽しむことができます。

IIJmioの格安SIM×ドコモAndroidのテザリング

ドコモから発売されているアンドロイド端末(いわゆる白ロム)にIIJmioの格安SIMを差し込んでもテザリングはできません。SIMロックを解除してもテザリングはできません。
IIJmioの格安SIMでインターネット接続するにはAPNを「iijmio.jp」に設定する必要があります。
しかし、IIJmio格安SIMとドコモAndroid端末の組み合わせでテザリング接続をすると、端末に保存された設定の影響で、APNが強制的に「dcmtrg.ne.jp」に切り替わってしまいます。
「dcmtrg.ne.jp」はドコモSPモード契約者向けのAPNなので、IIJmio契約者は利用できません。
したがって、「IIJmioの格安SIM+ドコモAndroid」では基本的にテザリング機能が利用できません。

root化してテザリング

ただし裏技的方法の「root化」をすると「IIJmioの格安SIM+ドコモAndroid」の組み合わせでもテザリングが可能になります。
root化では、端末のAndoroidプログラムを書き換えて「dcmtrg.ne.jp」へ強制的に接続してしまう部分を変更して、IIJmioのAPN「iijmio.jp」へ接続できるようにします。
しかしroot化にはデメリットがあります。
root化が不可能な機種があり、可能な機種かを判断する為に事前の情報収集が必要です。また、root作業中に壊れてしまうこともあり、万一壊れた場合でもプログラムを改変した端末は保証対象外となります。以上のデメリットから自信のある上級者以外にはroot化をおすすめはできません。

IIJmioの格安SIM×ドコモiPhoneのテザリング

ドコモから発売されているiPhoneにIIJmioの格安SIMを差し込むとテザリングができます。
IIJmioでは以下の機種でテザリング動作確認済です。
iOS 9
・iPhone 6s
・iPhone 6s Plus
・iPhone 5s
・iPhone 5c
iOS 8.4.1
・iPhone 6
・iPhone 6 Plus
・iPhone 5s
・iPhone 5c
iOSの場合はアップデートがあるとテザリングができなくなる可能性があります。実際にiOS7へのアップデートではテザリングができなくなる格安SIMがありました。
iOSのアップデートをする際にはIIJmioの公式ページなどから十分に情報を集めて、問題がないことを確認してからアップデートをしましょう。
IIJmioは格安SIMのなかでもいち早くアップデートなどに対応し、情報発信にも積極的なので、この点は安心できます。

APN設定

IIJmioでiPhoneを利用するにはAPN設定が必要です。APN設定は以下の手順で行います。
■iPhoneのAPN設定手順
1.iPhoneをWi-Fiでインターネットに接続する。
2.iPhoneでブラウザ(Safari)を起動して、IIJmioの「APN構成プロファイルを」をダウンロードします。
3.ダウンロードが完了すると「プロファイル」画面が開くので[インストール]ボタンをタップします。
4.「承諾」画面が表示されたら[次へ]をタップします。
5.「警告」画面が表示されたら[インストール]ボタンをタップします。
6.ボタンが表示されたら、再度[インストール]をタップします。
7.インストールが完了画面が表示されたら、[完了]をタップします。これで設定は完了です。
8.Wi-Fi接続をOFFにして、インターネット接続できることを確認します。

IIJmioの格安SIM×SIMフリーAndroidのテザリング

SIMフリーのアンドロイド端末にIIJmioの格安SIMを差し込むとテザリングができます。
先ほど説明した「dcmtrg.ne.jp」はドコモから発売されているAndroid端末に特有の仕様なので、SIMフリーのAndroid端末にIIJmioの格安SIMを入れた場合は、問題なくテザリングができます。
ドコモから発売されているAndroid端末のSIMロックを解除してもテザリングはできません。
IIJmioでSIMと端末をセット販売している格安スマホの機種もAndroid端末なのでテザリングができます。
一部テザリングに対応してないSIMフリー端末もありますので、購入の前に確認してください。

IIJmioの格安SIM×SIMフリーiPhoneのテザリング

SIMフリーのiPhoneにIIJmioの格安SIMを差し込むとテザリングができます。
IIJmioでは以下の機種でテザリング動作確認済です。
iOS 9
・iPhone 6s
・iPhone 6s Plus
・iPhone 5s
・iPhone 5c
・iPhone 5
・iPhone 4s
iOS 8.4.1
・iPhone 6
・iPhone 6 Plus
・iPhone 5s
・iPhone 5c
・iPhone 5
・iPhone 4s
ドコモiPhoneの場合と同様に、iOSの場合はアップデートがあるとテザリングができなくなる可能性があります。アップデートする時は十分に注意しましょう。

テザリングの設定

■Androidの設定方法
1.ホーム画面の「設定」を開きます。
2.「ネットワーク設定」を開きます。
3.「テザリングとアクセスポイント」を開きます。
4.「Wi-Fiアクセスポイントを設定」を開いてネットワークSSID、パスワードを確認します。
5.パソコンやゲーム機器などさまざまな外部機器(子機)側でネットワークSSID、パスワードを入力します
6.「テザリングとアクセスポイント」に戻って、「Wi-Fiテザリング」にチェックを入れると、テザリングが開始されます。
■iPhoneの設定方法
1.ホーム画面の「設定」を開きます。
2.「インターネット共有」を開きます。
3.「インターネット共有」をONにします。
4.「インターネット共有」のタブの下に表示されるネットワーク名、パスワードを確認します。
5.パソコンやゲーム機器などさまざまな外部機器(子機)側でネットワーク名、パスワードを入力します。
6.テザリングで子機と接続された場合、ホーム画面の上部などで「インターネット共有中」と表示されます。

他社SIMのテザリング対応状況

事業者docomoSIMフリー料金
androidiPhoneandroidiPhone
IIJmio×0円
DMM mobile×0円
楽天モバイル×0円
mineo(auプラン)(au)
(au)
×
×0円
mineo(ドコモプラン)×0円
OCNモバイルONE×0円
UQ mobile(au)
(au)
×
×0円
NifMo×0円
BIGLOBE SIM×0円
ぷららモバイルLTE×0円
ワイヤレスゲート×0円
BIC SIM×0円
hi-ho LTE TypeD×0円
PLAY SIM×0円

テザリングの種類

テザリングの種類にはWi-Fi、Bluetooth®、USBの3種類があり、利用シーンに応じて使い分け可能です。
テザリングの種類特長・メリット
Wi-Fiテザリング・タブレット、ゲーム機、Wi-Fi対応デジカメなど対応機器が豊富
・複数の機器を同時に接続可能
・高速なデータ通信
Bluetooth® テザリング・電池持ちがよい(消費電流がWi-Fiテザリングの約10分の1)
・設定が簡単 (パスワード入力不要)
USBテザリング・PCからスマートフォンに給電しながらデータ通信が可能
(機種によってはUSB給電ができない場合があります)
・高速なデータ通信
・安定したデータ通信(電波の干渉が無い)

IIJmioの月額料金・スペック

■プラン月額料金
プラン名(容量)データSIM通話SIM
SMSなしSMSあり
ミニマムスタートプラン(3GB)900円1,040円1,600円
ライトスタートプラン(5GB)1,520円1,660円2,220円
ファミリーシェアプラン(10GB)
※最大3枚まで利用可能
※組み合わせ自由
2,560円(1枚)
2,560円(2枚)
2,560円(3枚)
※追加料金不要
2,700円(1枚)
2,840円(2枚)
2,980円(3枚)
※140円×枚数
3,260円(1枚)
3,960円(2枚)
4,660円(3枚)
※700円×枚数
初期費用3,000円
■スペック
エリア 通信速度3日制限
NTTドコモ
「Xi」(クロッシィ)
/「FOMA」エリア
・クーポン適用時
下り最大225Mbps、上り最大50Mbps
・クーポン非適用時
下り上り最大200kbps
(通信速度200Kbpsの状態
/クーポン非適用時)

336MB/3日
高速通信ON/OFFアプリバースト転送データ繰り越し
最低利用期間解約手数料
・データSIM 2ヵ月
・通話SIM 12ヵ月
・データSIM なし
・通話SIM
(12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,000円

ファミリーシェアプランを活用しても◎

高速データ容量が10GBあるファミリーシェアプランの契約者で、テザリング機能でタブレットのようにSIMカードの挿入口がある端末をインターネット接続するのなら、2枚目のSIMカードを使ってもよいでしょう。頻繁にテザリングをするのなら、SIMカードを入れっぱなしにしていた方が接続の手間が省けて楽チンです。
IIJmioのファミリーシェアプランでは、最大3枚までSIMカードがもらえます(もらわなくてもよい)。
利用するSIMカードがデータSIM(SMSなし)だけなら、1枚でも3枚でも月額料金は2,560円で追加料金はかかりません。データSIM(SMSあり)では140円×枚数の追加料金が必要で、通話SIMでは700円×枚数の追加料金が必要になります。
データSIM(SMSなし)、データSIM(SMSあり)と通話SIMの組み合わせも自由です。
例えば、メインのスマホ用に通話SIMを1枚、過去に使っていたスマホ用にデータSIMを1枚、タブレット用にデータSIMを1枚の組み合わせだと、月額料金は3,260円になります。
新規契約時に2枚目、3枚目のSIMカードを申し込めば、SIMカード追加手数料は発生しません。後から追加すると、SIMカード追加手数料2000円が発生します。

テザリング中も高速通信ON/OFF切替えOK!

IIJmioでは高速通信(クーポン)のON/OFF(高速/低速)を切り換えることができますが、テザリング中も問題なくON/OFF切り替え可能です。
IIJmioでは高速通信量をクーポンまたはハンドルクーポンと呼んでいます。
高速通信ON/OFF設定は、専用アプリ「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」及びIIJmioホームページ(PCサイトのみ)から可能です。
SIMを複数枚利用している場合は、SIM毎にON/OFF設定ができます。テザリングの場合にノートPC、タブレットやゲーム機などの端末毎にON/OFF設定はできません。
クーポンOFFの低速通信で直近3日間の合計通信量が366MBを超えると、通信速度が制限される場合があります。(参照:IIJmioの3日制限

テザリング中もバースト転送OK!

IIJmioは低速状態(クーポンが「OFF」の状態)でもはじめの一定量だけ高速通信できる「バースト転送」で非常に快適に使うことができます。テザリング接続中の端末でも、もちろん「バースト転送」が使えます。
バースト転送は通信し始めの一定量だけ低速を解除して高速通信が利用できます。すぐに読み込みきれる程度のテキスト中心のWebサイトやTwitterのタイムラインなどであれば、一定量の高速通信の間だけで読み込みが完了します。
高速通信でなくても快適に使える場面ではクーポンをOFFにして、クーポン(高速通信量)を上手に消費できます。余ったクーポンは翌月に繰り越し可能です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。