2026年9月21日月曜日

10G回線(フレッツクロス)

における注意点

フィレッツ光クロス10G回線契約の場合 光電話なし(ホームゲートウェイ無しONU直繋ぎ)場合、IPv6 RA(光電話無)なし設定でIXシリーズに設定したところ、IPv4が通りませんでした。
 DHCPv6-PD(光電話あり)にしたところIPv4が通りました。 PD設定でないとIPv4がつながりませんでした。 注意が必要です。 
光クロスの場合、PDの方に規格が統一されたようです。 上記は正しいか?
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論から申し上げますと、ご認識の通り完全に正しいです。

従来の「フレッツ 光ネクスト」では、ひかり電話の有無によってIPv6プレフィックスの割り当て方式が異なっていましたが、「フレッツ 光クロス」では仕様が変更され、ひかり電話の契約有無に関わらず「DHCPv6-PD方式(/56)」に統一されました。

以下に仕様の違いと、UNIVERGE IXシリーズを設定する際の違いを整理しました。

1. 回線種別によるIPv6割り当て方式の違い

NTTの「技術参考資料」でも定義されている通り、接続仕様は以下のようになっています。 

回線種別

ひかり電話契約

割り当て方式

配布プレフィックス

フレッツ 光ネクスト
1G回線など)

なし

RA方式SLAAC

/64

あり

DHCPv6-PD方式

/56

フレッツ 光クロス
10G回線)

なしONU直結)

DHCPv6-PD方式

/56

あり

DHCPv6-PD方式

/56

光クロスで「ひかり電話なし(ONU直結)」の場合、ネクストの感覚でRA方式(光電話なし設定)を選んでしまうと、そもそも回線側からRAでプレフィックスが降ってこないため、IPv6アドレスが取得できません。IPv6接続(IPoE)を確立できないため、その上を通るIPv4通信(IPv4 over IPv6等)も連動して不通になります。

2. IXシリーズ設定時の注意点

NECUNIVERGE IXシリーズで光クロス(ONU直結)を設定する場合は、たとえ「ひかり電話なし」であっても、「ひかり電話あり」のテンプレート(DHCPv6-PD方式)をベースにする必要があります。 

プロバイダ接続(v6プラス、OCNバーチャルコネクト、クロスパスなど)の設定時に、以下のコマンドが含まれているかご確認ください。

ipv6 dhcp client pd prefix-from-provider


上記のように、回線(WAN側インターフェース)に対してDHCPv6-PDクライアントとして動作させ、取得したプレフィックスをLAN側に再配布する設定が必要です。

光クロス環境における自作ルーターや法人向けルーターの設置において、この仕様変更は非常に引っかかりやすいポイント(罠)として有名です。

 

2024/7にIX2310で実証しました。
実際に私が経験した時の実例がこちらーーー>


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